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どんなキャンプが一番楽しいか、本気出して考えてみた


おはこんばんにちは。イッセイです。

GW突入しました。皆さんいかがお過ごしでしょうか。


ワタクシ、約1年半ぶりにキャンプへ行ってきました。

久々のキャンプで「ちゃんとテントとかたてられるかな」と不安になってましたが、全く問題ありませんでした。最高でした。

次は9月くらいの涼しくなってきた時期に山の方に行って焚き火とかする秋キャンプやりたい。






早いものでキャンプをするようになってから丸4年経ち、キャンプ歴5年目に突入しました。

振り返ると山や海や公園、音楽フェスなどいろんなシチュエーションでいろんな人たちと一緒にキャンプをやったなあと思います。

(実はソロキャンプは1回もやったことない。だって一人で全部やるのは手間!!!めんどくせーーーーー!!!)



この5年間でおそらく30回くらいはキャンプに行ったと思います。

その中でも特に印象深かったキャンプを思い出してみました。

そして、ただの思い出話で終わらないように、それがどんなキャンプだったから楽しかったのかということを考えてみました。

これからキャンプをはじめてみよう、とか、道具を揃えたから今年はたくさんキャンプするぞ~~、って方の何かの参考になればと思いまうす。

それではどぞ。






いきなりですが、マジで極論言いますが、「死ぬんじゃないか」という経験をするキャンプはだいたい楽しかったです。


栃木と茨城の県境の那珂川沿いにあるキャンプ場、「オートキャンプステーション那珂川」に行った時のこと。

キャンプデビューした年の秋(11月後半くらい)に行ったんですけど、秋冬にかけて行うキャンプをなめてました。

昼間は川沿いの景色を眺めていいねいいねなんて言いながら、当時発売したばかりのパタゴニアビールを飲みながらチルしてて。

夜になってから寒いねなんて言いながら焚き火をして暖をとって眠りにつきました。しかしここからが地獄だったんですよね。





※地獄を見る直前の光景


11月末で川沿いということもあり、風がぴゅーぴゅー吹いて冷え込みが激しくてマイナス2℃くらいまで下がっているのに、僕らはなんと夏用のペラペラ寝袋しか持ってきてませんでした。

これは完全な初心者あるある。

季節感を全く意識してない装備でなめてました。

人間って寒すぎると眠たくても寝れないんですよね。

2時ごろに寒さで目が覚めて、そこから眠さよりも寒さが上回って、ウトウトしても寒さで目が覚めるみたいなことを繰り返してそのまま一睡もできずに朝を迎えました。


あれは本当地獄だったなあ、、、

でもその分、朝を迎えたときの感動が今でも忘れられません。

明け方6時ごろ朝日が昇ってから徐々に温かくなってきて、川沿いだったので朝日が反射した水面に霧が立ち込めている景色。「あぁ生きて朝を迎えられた…太陽ってあったかいんだな」って大げさじゃなくてマジでそんな「太陽のありがたさ」を感じる経験になりました。


※のちにこれは井野くんとの間で「那珂川凍死寸前事件」という名称で呼ばれている



憧れのスノーピークを初めて使ったキャンプも、

大人数で行ったキャンプも、

先輩方とご一緒してめちゃめちゃうまい料理が無限に出てきたキャンプも、

砂浜で流しそうめんしたキャンプも、

はっちゃけまくった音楽フェスでのキャンプも、

印象深いキャンプはたくさんあるけど第1位のキャンプをあげるとしたらこの「那珂川凍死寸前事件」の回がマイベストキャンプかなと思います。


「自然の厳しさ」とか「朝日の美しさ」とか「生きて朝を迎えれた感動」みたいな、すごい壮絶な経験をした気がします。

(そのあと風邪をひいたのと、速攻で分厚い寝袋をポチったのは言うまでもありませんw)


この経験から言えるのは「予測不能なことが起きるキャンプ」はだいたい楽しいということです。

「那珂川凍死寸前事件」の僕らのように寒すぎる思いをしたとか、めちゃくちゃ雨に降られてずっとテントの中で過ごしたとか、そういう大変な思いをしたキャンプが後々振り返ると印象深かったりします。


実はキャンプ歴5年目を迎えた僕らは今、これが一つの課題になっているような気もします。

何事もそうかもしれませんが、予定調和で進むキャンプってなんか楽しくないんですよね。


いや、いい景色で美味しいモノ食べて呑んで、帰りにその地域の温泉とか健康ランドで風呂入って帰ってくるっていう一連の流れはもちろん面白いんですけど、

デビューしたての最初の頃の「生きて帰れるかな」というドキドキ感?ハラハラ感?が薄くなってくるんです。


人間、慣れてくるとどうすれば楽をできるか考えるようになり、不測の事態が起きても対処できるようになりまよね。

それと同じように、30回もキャンプをやっていると、だいたい何にどれくらい時間がかかって、食べ物はこの道具とあの食材を用意しておけばとりあえず満足できるなって感じで行く前から、始まりと終わりが想像できてしまう。


隣のグループと仲良くなるとか、車が砂浜でスタックするとか、どちゃくそ雨に打たれてほとんどテントの中で過ごすとか、そういう変なエピソードがあるキャンプの方が後々思い出したときに良い思い出だったりするんですよね。

不思議なもので…


なんだかまとまらなくなってきましたが、これからキャンプをガッツリ始める人たちには不測の事態も含めてキャンプをまるごと楽しんでほしいです。

最初は必要な道具全部揃えられなくて大変だったりするだろうけど、そういう教訓が次のキャンプを楽しくしてくれるので。



はい、まとめますと

・はじめたての頃は何もかもが新鮮で全部楽しい

・予期せぬことが起きるとその時は大変だけど、何年か経つといい思い出になる

・そういうことを何十回と繰り返してくると、予定調和なキャンプになって物足りなくなってくる(←我々はイマココ)



ってな感じです。

あれ…これって…



人生かよ…



次回「キャンプは人生なのかもしれない」(2025年頃公開予定)(仮)

こうご期待。


とりあえず、今年の目標は予定調和にならないキャンプを意図して作りあげる、ということです。

意味不明ですいません…

この感覚が分かるキャンプ好きな方いらっしゃれば嬉しいです…


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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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